La festa della Liberazione 4.25はイタリアの解放記念日
こんにちは!
今日4月25日はイタリアの解放記念日。
イタリア人にとってはとても大切な日。
ナチスドイツとイタリアのファシスト(日本でもムッソリーニは有名ですよね)占領からの解放。
我が家では、娘たちにイタリア国旗を紙に描いてもらい
今日のためにテラスに飾りました(^^♪
ランチ後には、コンドのどこかのお宅から大音量で「CIAO BELLA」が。
思わずテラスに出ると、多くの人がテラスに。
曲が終わると一斉に拍手が沸き起こり、なんだかとても感動的でした。
自由を求めてファシズム政権と戦った「パルティジャーノ」を歌った曲です。
色々な言語で歌われているので知っている人も多いかもしれませんね。
「ある朝僕は目覚めた
さようなら、さようなら恋人よ
ある朝僕は目覚めた
そして侵略者を目にした
パルティジャーノよ、僕を連れて行ってくれ」
と始まり、
「もし僕がパルティジャーノとして死んだら
山奥の美しい花陰に埋めてくれ
そして、そこを通る人々は言うだろう
なんと美しい花だろう、と
これはパルティジャーノの花
自由のために死んでいったパルティジャーノの花」
1943年にイタリアは南北に分断され、その後反ファシズム政権に対するレジスタンス運動が北イタリアで再度高まり、1945年のイタリア全土解放まで続きます。
レジスタンス運動で武器を取って戦う人たちのことをパルチザン(フランス語)とよびますが、これはイタリア語のパルティジャーノ(partigiano)からきています。
1945年2月、ミラノに秘密裏に国民解放委員会の支部ができます。
その後イタリア南部から進行する連合軍から逃れるため、ミラノからコモを目指したムッソリーニを4月17日に逮捕。
1945年4月25日、北イタリア国民解放委員会主導の一斉蜂起により、連合軍到着前にミラノを自力で解放します。同日トリノも解放。3日後の28日にムッソリーニ処刑。
翌年1946年4月に政令で「イタリア全土解放を記念する日」とされる。