イタリア人のお酒に対する美学
こんにちは!
さて、日本はいよいよお花見シーズンスタートでしょうか?
お花見と言えば桜の下でお酒を飲んで
いい感じに酔っぱらうイメージ、ありますよね?
私も日本に住んでいた時は代々木公園でよくお花見してました!
さて、ここイタリアではどうでしょう。
陽気なイメージのあるイタリア人は、
お酒を飲んでどんちゃん騒ぎをしているように思われがちかも知れません。
が、実はイタリア人のお酒の飲み方はとってもスマート。
酔っぱらうほどに飲むことは彼らの美学に反します。うちのダンナと友人たち談
ダンナ曰く
「イタリア人で酔っぱらっていいのはお酒を飲み始めたばかりの若い子だけ」
街中で酔っぱらっている集団がいたら
「イタリア人の若い子もしくは外国人だ」
とのこと。
確かに、イタリア人のダンナの友人たちと食事をする機会は多いけれど
誰一人酔っぱらうほどに飲む人はゼロ。
みんな若いうちからお酒に慣れ(ダンナは家族で食事をするときに限りますが、14歳くらいから白ワインを飲み始めたとのこと)、自分の許容量をよく知っていてそれ以上は飲まない、とイタリア人の友人も言っていました。
ワインは楽しむものであってただ飲むものではない、そうです。
彼らにとって、お酒に飲まれることは私たちが想像する以上に「恥ずかしいこと」らしい。
ちょっと話は変わりますが、
お酒による発がん性リスクについての研究で、
飲酒による発がん性リスクは高くリスクは飲む量に比例して高くなる、と発表されました。
bmcpublichealth.biomedcentral.com
ですが、ご存知の通りイタリアは世界で最も長寿な国の1つであり健康な国ランキングで1位になったことも。
同じくワイン大国のお隣フランスやスペインもイタリアと同じく長寿国です。
ダンナにこのことをどう思うか聞いたところ
「すべてはお酒の飲み方次第だ」
と、とっても大人な意見でした。
研究結果なのでアレですが、
なぜビールではなくワインと比較したのか、そっちの方が気になるくらりでした。
BMCってロンドンベースだから?