気ままのーと

気の向くままに日々の出来事やミラノのことなどを書いています。

イタリアの子供は愛情でできている

こんにちは!

 

最近はここミラノも日中の気温がぐんぐん上がっていて、お外遊びする機会が増えてきました!ウレシ~

そして外に出てヒシヒシと感じるのは、イタリア人の子供に対する愛情深さ!

 

両親、祖父母、親戚一同、当然のようにその溢れんばかりの愛情を言葉や態度で子供に注ぎます。それはそれは、家でも外でもお構いなしです。

でもそれだけじゃないんです。

近所の知り合いはもちろん、通りすがりのおじいちゃんおばあちゃんやスーパーのレジのおばさんやお兄さん、郵便配達のおじさん、カフェやレストランのウエイターも、みーんな子供たちに声をかけてくれます。

 

「まぁ~、なんてかわいいの!」

「ちっちゃいのに、ちゃんとご挨拶ができて偉いわね」

「お名前は?〇〇っていうの、ステキな名前ね!」

「今日も僕のところ(レジ)に来てくれてありがとう!」お、おぼえられてる!

そして、声をかける時には「アモーレ」や「テゾーロ(宝物)」と呼びかけます。

そう、イタリアでは自分の子供以外にも愛情たっぷりになんです!

 

そんな時、周りの人はみんな笑顔。

ムスッとしかめっ面してるような人はいません。コワモテのおじさんだって笑顔!

イタリアでは子供は社会の宝物。

周りからたくさんの愛情を注がれて成長するのです。

 

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まだ長女が小さかったころ、トラムで横に座った同年代の男性が「アモーレ!なんてちっちゃくてかわいいの!」から始まり、ずっーと長女に話しかけてくれました。

そして、次の駅で乗ってきたおばあさんに「あら、あなたの子供なの?とってもかわいいわねぇ~!」と勘違いされる始末。そしてやっぱりそのおばあさんも「チャオ、テゾーロ(宝物という意味)!マンマと一緒にお出かけなの?いいわね~」と長女に声をかけてくれたのでした。

子供がトラムやメトロなどで泣いてしまっても、周りは心配そうに愛情深く見守ってくれる。そして当然のように子供や私を労わる声をかけてくれる。

階段しかない駅では、高校生くらいの女の子からビジネスマンのおじさん、そしておじいちゃんまで、みんながバギーを持つのを手伝ってくれる。

 

娘たちの通う保育園の先生たちも、子供たちを「アモーレ」と呼びなにかあると抱きしめてくれるそうです。長女の話によると。

どこに行っても子供はみんなに大歓迎される、だってみんなのアモーレでテゾーロだから。

 

 

アモーレの国イタリアは、やっぱり愛情の深いそして人の懐もとても深い国でした。