妊娠授乳中の方にもおすすめ!カフェ・ド・オルゾの魅力
こんにちは!
突然ですが、「caffe' d'orzo(カフェ・ド・オルゾ)」
ってご存知ですか?
これ、イタリアのカフェインフリーのコーヒーなんですが、私が初めて知ったのはイタリアに住むようになってからでした。
イタリアでは普通にスーパーのカフェや紅茶売り場にありますし、
バールに行っても必ずメニューにあるほど生活に浸透してるんですよ!
カフェインレスコーヒーというと、
真っ先に「デカフェ」を思い浮かべる方が多いでしょうか?
私も漏れなくそうでした!
ところが「デカフェ」の場合、
カフェイン除去の際に溶剤を使ったりカフェインが多少残留することもあるようなんです。
ちょっと心配になりますよね?
ということで、今日は安心安全な飲み物「カフェ・ド・オルゾ」をご紹介します!
イタリア発 カフェ・ド・オルゾとは
イタリア語で「Orzo(オルゾ)」は大麦。
大麦を焙煎して作るカフェのことをカフェ・ド・オルゾと呼び、コーヒーと同じく焙煎したものとインスタントの2種類あります。
カフェ・ド・オルゾが飲まれるようになったワケ
カフェ・ド・オルゾの歴史は古く、古代ギリシャ時代まで遡ります。18世紀のヨーロッパ諸国ではアルコールやコーヒーなどは贅沢品として高い関税を掛けられたため、コーヒーを買うことのできない庶民がその代用品として飲み始めたのが大きく普及されることになったきっかけのようです。また、戦時中にコーヒー豆の輸入が滞った際にもカフェ・ド・オルゾが大活躍!
いまでは、妊婦さんや授乳中の女性また健康志向の人の間でもよく飲まれています。
うちのダンナのお姉さんは、オルゾを子供用カフェにしていますよ!
カフェ・ド・オルゾの魅力
カフェ・ド・オルゾの魅力はなんと言ってもカフェインフリーですが、実はそれ以外にも魅力的な健康効果があるんです。
なんといってもカフェインフリー!
私の友人でコーヒーは大好きだけど、カフェインを夕方以降に取ると眠れなくなるという人がいます。カフェインの覚醒作用でそうなるワケですが、そんな彼女も今では夕食後の「カフェ・ド・オルゾ」を楽しんでいます!
ダイエット効果もあるといわれるカフェインですが、摂りすぎると心拍数が上がったりとデメリットもあるんですよね。
その点オルゾはカフェインフリーなので、高血圧だったり、カフェインが苦手な方や妊娠中授乳中の方も気にすることなく飲むことができます。
カフェ・ド・オルゾは栄養豊富!
カフェ・ド・オルゾには多くのミネラルやアミノ酸、ビタミンが含まれています。含有されるビタミンB3には皮膚などの健康を保つ働きがあるので、継続して飲むとお肌の調子が良く感じるかもしれませんね!
また、食物繊維を多く含むため女性に嬉しい便秘改善の効果も期待できますよ!
カフェ・ド・オルゾの淹れ方
焙煎されたものの淹れ方
イタリアの家庭では、一家に一台以上あるカフェティエラ(モカ)で淹れる方法が一般的。そこにお好みでミルクや砂糖を加えて飲みます。
カフェなどではエスプレッソ以外にもカプチーノ・ド・オルゾやオルゾ・マキアートなどのバリエーションも豊富!
また、ドリップで淹れることも可能で、ごく薄く淹れると日本人にも馴染み深い麦茶のような香りと味になります。
インスタントの淹れ方
インスタントコーヒーと同じ淹れ方でOK!
お湯で溶かし、ホットやアイスなどで飲むことができます。夏場の熱い時には簡単にできて麦茶のように飲めるアイスがおすすめです。
まとめ
カフェ・ド・オルゾは健康な人はもちろん、子供から妊娠授乳中の方、高血圧などの問題がある方でも楽しめるイタリアの健康的な飲み物です。
日本でも手に入るようなので、見かけた際はぜひお試しを!
うちの娘たちも麦茶代わりにお世話になってます!