気ままのーと

気の向くままに日々の出来事やミラノのことなどを書いています。

保育園の外遊び イタリアとノルウェーの保育園事情

 

こんにちは!

 

春らしい陽気が続くミラノの保育園では、

今週からようやく待望の外遊びが始まりました!イェイ!

 

ここ数日、保育園にお迎えに行くと長女のロッカーにお花の山!!?

次女の頭にも草やら枯れ葉やらがくっついてる!

エストラ(女の先生)に聞いてみると

「週明けから少しずつ外遊びをさせているのよ」との事。

 やっとか、、これで夜は早めに寝てくれるかも。。期待しちゃってもいいのかなぁ~

 

我が家の娘たちは、すでに3つの保育園を転々としています。

ノルウェーの保育園→ノルウェーのブリティッシュスクール→イタリアの保育園(←いまココ)

日本の保育園・幼稚園の外遊び事情は分からないのですが、イタリアとノルウェー(2つ)の保育園を比較してみたいと思います!

ノルウェーの公立保育園の外遊び

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ご存知の方もいるかもしれませんが、ノルウェーは日照時間が短いうえに雨が多い!

しかも、私たちが住んでいた街は風も強かったんです。

毎日のように雨が降るため、晴れの日を待って外遊び!なんて悠長なことを言っていると、年中室内遊びになっちゃいます。

そんな事情もあり、 一番小さい子供たち(10か月~1歳半くらい)がいるクラスでも毎日1時間は外遊びをさせていました。

2歳~3歳半くらいのクラスになると、近所の森まで歩いて行って、自然の中で遊ぶことも。

そして、一番大きな子供たちがいるクラスでは一日中園庭や森で外遊び、なんてこともあるようです。ランチのときだけ部屋に戻るらしい。

もちろん、防寒防風防水対策はバッチリしてましたよ!

雨が降ろうが雪が降ろうがお構いなしでしたが、強風のときだけは外遊びは中止でした。

公立の保育園は、外にでて大自然の中で遊ぶことを何より大切にしていたように思います。身近に自然があるからこそできる訳ですが、素晴らしいことですよね。

ノルウェーのブリティッシュスクールの外遊び

こちらは私立の幼稚園ですが、外遊びについての基本姿勢は公立の保育園と同じようでしたが、外遊びの時間は公立のそれと比較すると短めでした。

毎日最低1時間は外(園庭や裏山、近所のファームなど)で遊んでいましたが、一日中外遊びなんてことはありませんでした。長くて午前中外で遊んで、ランチを食べて戻ってくるといったスケジュール。

こちらのプリスクールは、遊んでおしまいではなく学ぶことに重きを置いているようでした。

こちらも、外遊び時の防寒防風防水対策はバッチリ!

イタリアの保育園の外遊び

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いま現在公立保育園に通っている娘たち。他の保育園のことは分かりませんが、たぶん似たり寄ったりだと思います。

ここでは、外遊びするのは暖かい春から秋口にかけてだけ。秋から春、暖かくなるまではサローネと呼ばれる大きな室内空間で遊びます。クラスごとに週に一回ジムナスティカ(運動)の日がありますが、これも室内で行われます。

というわけで、今週に入ってようやく外遊びが始まったミラノの保育園。ノルウェーの保育園の外遊びにかける心意気とはエライ違いです。

外遊びの比較のまとめ

ま、どこの保育園にも一長一短ありますが、外遊びに関してはノルウェー流に一票かな。

冬が長くて天気にも恵まれない北欧では

外出するのに悪い天気なんてない。着ている服が悪いだけ

なんて驚くほどポジティブな言い回しがありますが、あの天候を考えると納得しすぎるわ!

そしてイタリア人のダンナ曰く

「イタリア人はオシャレは知ってるけど、防寒防水対策なんて興味ないよ」とのこと。

こちらも

「確かに~!」と納得させられるセリフでした。

 

どうでしたか?

日本の保育園・幼稚園の外遊び事情とは違いましたか?